塩酸のような強酸性の洗浄液はスケールの主成分であるカルシウムやシリカを短時間で溶かすことができる一方で、危険性が高いので慎重に扱わなければなりません。素手で触れると炎症を起こすことがあり、目に入ると視力低下や失明の原因になるので注意が必要です。水中に含まれるカルシウムやシリカなどの無機塩類は、何度も蒸発を繰り返すと濃縮されてスケールとなって析出します。熱交換器などの性能を維持するためには、蓄積したスケールを強酸性の洗浄液などで取り除く必要があります。

デスケーラーは塩酸をベースとする強酸性の洗浄液で、優れた洗浄力と安全性の両立を実現しました。プレート式熱交換器のスケールを洗浄するために設計されましたがクーリングタワーや配管、船舶などにも使われています。デスケーラーはpH0.6と強酸性ですが、塩酸など一般的な洗浄液とは異なり触れても怪我を負うことはありません。処理時間は一般的な洗浄液よりも5倍ほど早く、金属の腐食性は約4分の1です。

一般的に強酸性の洗浄液は金属を腐食させるため熱交換器などの洗浄を行う場合には損傷しないように正しい濃度で使い、後から処理液を使う必要があります。デスケーラーは腐食性が少ないため気軽に使うことができ、洗浄後の処理液も不要です。劇物ではなく生分解性を備えており、外部に排出されると水中の微生物によって速やかに分解され環境を汚染する心配もありません。熱交換器などのスケール除去を検討しているのであれば、世界最速のカルシウム溶解速度を誇り安全性も優れているデスケーラーがおすすめです。