熱交換器を使って業績を向上させたいのであれば予算や用途、メンテナンス性や設置場所などを総合的に考慮して最適なタイプを選ぶ必要があります。例えば空冷式の熱交換器はランニングコストやメンテナンスコストが安く、設置場所の制限が少ないのが特徴です。このタイプは主に管束とファンで構成されていて、液体を管束内に流してファンで送風し冷却します。周囲の空気と電源以外にインフラが不要で、屋外など様々な場所に設置できるというメリットがあります。

空冷式は周囲の空気と液体の温度差が小さいと冷却効率が低下し、気温以下に冷やすことができません。また機器自体のサイズが大きいため、ある程度広い設置場所が必要になるというデメリットも存在します。小型で場所を取らず熱伝導効率が優れた熱交換器が必要な場合には、プレート式がおすすめです。プレート式は、重ねた伝熱プレートの間を高温と低温の液体が交互に流れて熱を交換する仕組みになっています。

このタイプにはさらにブレージング式とガスケット式の2種類があり、それぞれに異なるメリットが存在します。前者は一般的な熱交換器の中で最もサイズが小さく低コストですが、分解できないためメンテナンスが困難です。後者は分解できるのでメンテナンスやプレート枚数の増減を容易に行うことができます。ただしブレージング式と比べると多少大型で、設置場所にメンテナンスのためのスペースが必要になります。

熱交換器には他にもシェル&チューブ式や投げ込み式、ジャケットタンクなど様々なタイプが存在します。状況に応じて最適な性能を備えたタイプを選べば、効率的な生産活動が可能になり業績向上につながります。