アルカリ洗浄液には液性によって様々なものがあるので、安全性を重視するのであればなるべく液性の弱いものを選ぶとよいでしょう。pHが8より大きくて11以下が弱アルカリ性、11より大きいとアルカリ性で市販の洗浄液は一般的に液性がラベルに記載されています。飲食店などでは厚く蓄積した油汚れやタンパク質汚れを落とすため、強アルカリ性の水酸化ナトリウムを使用します。水酸化ナトリウムはpH14で液性が非常に強く、触れると怪我をする可能性があるので慎重に扱わなければなりません。

薬局などでも購入できますが、一般家庭で保管する場合には子供が誤って触れたりしないよう注意が必要です。料理のふくらし粉やお風呂の入浴剤などにも使われている重曹は水に溶かすと弱アルカリ性の洗浄液になります。二酸化炭素や食塩水など自然由来の成分が含まれていて、安全性が高く人体や環境に優しいので安心です。重曹水は弱アルカリ性ですが、一般家庭で生じる軽い油汚れやタンパク質汚れならば十分落とすことができます。

あまり汚れが酷くない場合には、重曹水のように安全性の優れたアルカリ洗浄液を使うとよいでしょう。人体や環境に優しい弱アルカリ性の洗浄液ならば、子供がいる家庭でも安全に保管できます。アルカリ洗浄液には様々なタイプが存在しますが、劇物の水酸化ナトリウムなどを使う場合には安全に気を付ける必要があります。ゴム手袋だけでなくマスクやゴーグルなどを使い皮膚や粘膜、目などに付着しないようにしてください。

安全にアルカリ洗浄液を使うには、汚れの程度に合ったものを選び安全対策を講じた上で作業を行うことが大切です。