アルカリ洗浄液には様々な種類があり、液性の違いによって洗浄力や安全性が異なります。強アルカリ性の水酸化ナトリウムや水酸化カリウムは非常に強力な洗浄力を備えており、業務用として使われています。厚く蓄積した油汚れやタンパク質汚れも効果的に取り除くことができますが、危険性も高いので慎重に扱わなければなりません。ゴム手袋やゴーグルなどの保護具を着用した上で、怪我をしないように作業を行う必要があります。

一般家庭のキッチンやリビングで発生する軽い油汚れやタンパク質汚れであれば、弱アルカリ性の重曹水やセスキ炭酸ソーダなどでも十分対応可能です。弱アルカリ性の洗浄液は安全性が優れているので、一般家庭でも安心して使うことができます。ただしアルカリ洗浄液は液性の強さに関わらずアルミニウムを腐食させる可能性があるので注意が必要です。キッチンなどではアルミ製の鍋などに油汚れやタンパク質汚れが付着することがありますが、アルカリ性の洗浄液を使うと腐食してしまうので使用できません。

市販のアルカリ洗浄液の中には、強アルカリ性でありながら洗浄力と安全性が優れたタイプも存在します。アルミニウムも腐食させないので、アルミ製の鍋から熱交換器まで様々なものを洗浄するのに使うことができます。頑固な油汚れやタンパク質汚れを安全に落としたいのであれば、洗浄力と安全性を両立した万能タイプの製品を試してみるとよいでしょう。汚れの種類や程度、場所などに応じて最適な性能を備えたアルカリ洗浄液を選ぶことが大切です。