アルカリ洗浄液には液性の強さが異なる様々なタイプがあるので、汚れの種類や程度に合ったものを選ぶとよいでしょう。液性の強いものほど洗浄力も高くなりますが、危険性やアルミニウムへの腐食性も増すので注意が必要です。液体の性質は0から14までのpHという数値で表されており7が中性でそれより低いと酸性、高いとアルカリ性になります。アルカリ性の中でも11以下は弱アルカリ性とされ、それより大きい場合がアルカリ性と区別されています。

市販のアルカリ洗浄液には、ラベルに弱アルカリ性かアルカリ性の区別が記載されているのが一般的です。アルカリ洗浄液を購入する場合には、ラベルを見て液性の強さを確認してください。pH14と非常に強いアルカリ性の水酸化ナトリウムは、劇物に指定されており業務用の洗浄液として使われることもあります。厚く堆積した油汚れやタンパク質汚れも効果的に落とすことができますが、非常に危険なので慎重に扱わなければなりません。

水酸化ナトリウムは身分証明書や印鑑があれば、個人でも薬局などで購入できます。皮膚が壊死したり目が失明したりする可能性があるので、掃除で使う場合にはゴム手袋やゴーグルなどの保護具を着用する必要があります。家庭のキッチンなどで生じる軽度の油汚れやタンパク質汚れを落としたい場合は、pH8.2の重曹水を使うとよいでしょう。工業用や掃除用と記載されている重曹を水に溶かすと、弱アルカリ性の洗浄液になります。

重曹水は自然由来の成分で作られていて人体や環境に優しいだけでなく、軽度の油汚れやタンパク質汚れを落とす十分な洗浄力を備えています。